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こんなマリオン観たことない!映画『エヴァの告白』を通して女性の生き方を考える

現在公開中の映画『エヴァの告白』。
よりよい人生を求めてアメリカへ移住してきた女性が、さまざまな出来事に振り回され、娼婦に身を落としてまでも懸命に生きようとする姿を描くヒューマンドラマです。

時代は、1921年のニューヨーク、エリス島。

戦争の影響で情勢が不安定なポーランドから叔母を頼って妹と共にアメリカへとやって来たエヴァ。しかし、妹は、入国審査で結核と診断されて隔離されてしまうことに。
入国を拒否されたエヴァは、ブルーノという見知らぬ男性のおかげで強制送還を免れるのですが、ブルーノは、移民の女性たちを劇場で踊らせ、売春を斡旋する仕事を生業としていました。
敬虔なカトリック教徒から娼婦となったエヴァ。大切な妹を取り戻すために、そして生きていくためにエヴァが取った行動とは・・・・・・?

観客を魅了するエヴァ、マリオン・コティヤール

この作品で主演のエヴァ役を務めたのは、『エディット・ピアフ 愛の讃歌』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたマリオン・コティヤール。
映画情報サイトのTC Candlerによる「世界で最も美しい顔」では堂々の1位に輝いたマリオン。「レディディオール」ではミューズを務めるなどモデルとしてもその美貌をいかし活躍しています
誰もがうっとりする彼女の美しさ。
しかし、『エヴァの告白』の中のマリオンは、美しいながらも華やかさとは真逆。孤独で、幸薄く、壊れそう・・・・・。なんでこんなに苦しい目にあわないといけないの!と観ていて切なくなります。

でも、そんな疲れ果てたマリオンも、また違った魅力があって、はまり役だなと思ったのもその通り、ジェームズ・グレイ監督は、企画の段階から主役にはマリオンを考えていて、脚本は彼女のために書かれたんです
「マリオンなら、とても言葉にならない魂の叫びを伝えられると思ったから」という監督。まさにマリオンにしか演じることのできない作品が誕生しました。

エリス島での撮影が実現!

さらに、見所のひとつとしてあげられるのは、移民の島として知られるエリス島での撮影
エリス島とはニューヨーク湾にある小島で、自由の女神が立つリバティ島の近くにあります。ここでは、1892年から1954年までの間、移民局があり、千数百万人の移民の入国審査が実際に行われていました。
現在は、エリス島移民博物館となり数多くの観光客が訪れていますが、撮影を行うには許可が下りにくく、今回、監督は、真実味のある作品を作るために、エリス島での撮影は必須と粘り強い交渉を行い、ついに許可を得たという逸話つき
1920年代の島を忠実に再現することができました。

その他にも、ホアキン・フェニックス、ジェレミー・レナーといった豪華共演も見逃せない『エヴァの告白』。
過酷な時代を生き抜いた、あるひとりの女性の姿
人を守り、愛する気持ちはいつの時代も変わらない!
そんな気持ちや女性の生き方を考えずにはいられない作品です。

『エヴァの告白』
http://ewa.gaga.ne.jp

2月14日(金)~公開中!

製作・脚本・監督:ジェームズ・グレイ
出演:マリオン・コティヤール ホアキン・フェニックス ジェレミー・レナー
原題:THE IMMINGRANT/アメリカ・フランス映画
配給:ギャガ GAGA★

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Posted by 松崎 桃子様 


東京都出身。フリーライター。
パリ第8大学芸術学部造形美術修士課程終了。
パリでは美術の他に映画、ワールドミュージック、ダンスに演劇など様々なカルチャーを吸収し、帰国後、フリーのライターとなる。
現在は、FMラジオ番組の構成やWEBサイトでの執筆、さらには、海外とのコーディネート業務も行う。