知ってた?冬になると、肌がカサカサする理由? 実は「寒さ」と「アブラ」に関係があった!
1.【知ってた?】寒くなると、肌のアブラが「固まる」んです
冬になると、ほっぺたや手足がカサカサしたり、白く粉をふいたりしませんか?
「空気が乾いているからだよね」と思っている人が多いけど、実はそれだけじゃないんです。
2. 本当の犯人は、「皮膚の温度」です。

これを裏付ける興味深いデータがあります。
美容研究で知られるポーラ化成工業の研究によると、「皮膚の温度が下がると、皮脂の粘度(ねばり気)が高まり、広がりにくくなる」ことがわかっています。
理科の実験や、お料理の時を思い出してみてください。
お肉を焼いたあとのフライパンをそのまま冷たい場所に置いておくと、白くて固いアブラがこびりつきますよね? アブラは、冷えるとカチカチに固まる性質があるんです。
実はこれと同じことが、肌のアブラ(皮脂)でも起きています。
普段はトロトロしていて、肌全体にうすーく広がって「膜(まく)」を作り、肌を守ってくれています。
でも、冬の寒い日は、このアブラが冷えて動きが鈍(にぶ)くなってしまいます。
すると、アブラが肌全体にうまく広がれなくなって、「守られていない隙間(すきま)」ができてしまうんです。
3.【こう考えよう】「水」を入れるだけじゃダメ。「フタ」をしなきゃ!
肌を守るアブラの膜に「隙間」がある状態で、化粧水(水分)だけをたっぷりつけるとどうなるでしょうか?
穴のあいた水筒に水を入れるのと同じで、入れたそばからどんどん外に逃げていってしまいます。
しかも、水が蒸発(じょうはつ)するときに、肌にもともとあった大事な水分まで一緒に連れて行ってしまうから、余計にカサカサになってしまうんです。
だから、冬のスキンケアで一番大事なのは、「水をあげること」よりも、「アブラでフタをすること」です。
お風呂上がりや顔を洗ったあと、化粧水をつけるだけじゃなくて、クリームやオイル(油分)を最後にちょっとだけ塗ってあげる。
そうやって、寒さでサボっている自分アブラの代わりに、「人工のフタ」を作ってあげることが大切なんです。
4.【筆者の体験】「ベタベタするからイヤ」って思ってたけど…

実はこれを書いている筆者も、昔は油分を含んだものを塗るのが大嫌いでした。
「なんかベタベタするし、気持ち悪いなあ」と思って、化粧水しか塗っていなかったんです。
でもある冬の日、鏡を見てびっくりしました。
ちゃんとケアしたはずなのに、口の周りがカサカサで真っ白になっていたんです。まるで粉をふいたお芋みたいに…。
「あ、自分の肌のアブラだけじゃ、もう守りきれないんだな」と気づきました。
それからは、ほんの少しだけ肌馴染みの良い油分を塗るようにしました。すると不思議なことに、夕方になっても肌が乾燥しなくなったんです。
「ベタベタするのがイヤ」という気持ちもわかるけど、カサカサして痛くなるよりはずっといい。
自分の肌のアブラが固まって動けない冬の間だけは、アブラという「助っ人」に頼ってあげるのが正解です。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
理由がわかれば、対策はシンプルです。
冬の間だけは、「ベタベタするからイヤ」という気持ちを少しだけ横に置いて、
「このベタつきは、肌を乾燥から守ってくれている頼もしい膜なんだ」と思い直してみてください。
ほんの少しの油分をプラスするだけで、翌朝の肌の手触りは驚くほど変わります。
厳しい冬の寒さに負けない、ふっくらとした肌で、心地よくシーズンを乗り切りましょう。