「手」の印象次第で老け見え?!なぜケアが大切なの?
レジでお釣りを受け取る瞬間や、スマホの画面をさわる瞬間に、
「あれ、私の手、こんなに年齢が出ていたかしら……」と指先を隠したくなる。そんな経験はありませんか?
実は、手は顔よりも10年早く老けると言われるほど、過酷な宿命を背負っているパーツなのです。
1. 手の印象が「その人の印象」を左右する
手は、自分自身の目によく入る場所であると同時に、他人からも意外とチェックされています。
美しい手の持ち主は、それだけで「丁寧な暮らしをしている」「自分を大切にしている」という、凛とした清潔感や品格が漂います。
手は言葉以上に、その人の今を語る「第二の顔」と言っても過言ではありません。
2. 京都の芸妓さんが、顔と同じくらい「手」を慈しむ理由

京都の花街で生きる芸妓さんたちは、驚くほど手のケアを徹底されています。それは、舞を舞う時、お酒を注ぐ時、常にお客さまの視線が「手元」に集まることを知っているからです。
白塗りの化粧で顔を美しく整えていても、差し出した手が荒れていては、せっかくの優雅さが台無しになってしまう……。
彼女たちにとって、白く、しなやかな指先は、最高のおもてなしであり、プロとしての誇りそのものなのです。
3. 手は「目元」と同じくらいデリケート
「手は丈夫だから」と思われがちですが、実は手の甲の皮膚は、顔の中でも一番薄い「目元」と同じくらい繊細です。
それなのに、一日のうちで最も働き、水仕事や紫外線、摩擦にさらされ続けています。
さらに、潤いを自給自足する「皮脂腺」がほとんどないため、放っておくと砂漠のように乾ききってしまうのです。
4. 手のケアは、案外「報われにくい」

一生懸命ハンドクリームを塗っているのに、すぐ乾いてしまう。これには明確な理由があります。
■「洗う」回数が圧倒的に多い
顔は一日数回ですが、手は何度も洗います。そのたびに保湿成分だけでなく、肌本来のバリア機能まで流されやすいのです。
■「上着」だけを着せている状態
ハンドクリームは、いわば「肌に蓋(ふた)をして守る」もの。
肌そのものが硬く、内側が乾ききっていると、クリームを塗っても「表面がヌルヌルするだけ」で終わってしまいます。
5. 手のエイジングケア、今日からできる「3つの新習慣」
では、どうすれば「老け見えの手」から卒業できるのでしょうか。
大切なのは、高級なクリームを塗ることよりも、「ケアの順番」を変えることにあります。
①「水分補給」を先にする
顔と同じように、手にも栄養をしっかり届ける「美容液」や「化粧水」が必要です。
クリームを塗る前に、まずは水溶性の潤いを与えて肌を柔らかくほぐしましょう。
これだけで、後から塗るクリームのなじみが劇的に変わります。
②「巡り」を意識したマッサージ
手がくすんで見える原因の一つは血行不良です。
塗るついでに指先から付け根に向かって軽くさするだけで、巡りが良くなり、手元の明るさがパッと変わります。
③「ベタつかないタイミング」でこまめに
「寝る前だけ」ではなく、日中のこまめなケアが鍵です。 スマホや家事の邪魔にならないよう、浸透が早く、栄養をしっかり手の内側に届けるタイプのものを選ぶと、ストレスなく続けられます。

手元が変われば、お気に入りの指輪をはめたくなり、誰かと手を繋ぐのも楽しくなります。
頑張ってきた自分の手を、少しだけ労わってあげませんか?